ちくと選挙にいくぜよ。

「日本は弱くなったな・・・」とちょいちょい感じます。東京の片隅に住む一市民の目線ですが、ほんとに最近よくそう思う。街に覇気というものがねえ。例えば、スーパーだ。生鮮に加工食品どのコーナーの品物も、目減りと値上がり、値札の片隅にちっちゃく表記された税込み金額を見るたびにがっかりするし、売り切れた備蓄米。道を行けばガソリンの値段は高止まり、暫定税率廃止はどこへいった。それに比べインバウンドの外国客は元気だ。ようこそ日本へ、お金をいっぱい使っていってください。わたしの替わりにいっぱい買い物をしてください。そしてちょっとジャマなんでどいてください。ああもうほんとにボス、シケてるぜ。この現状は一時的なものなのかしら、きっとそう、のど元過ぎればなんとやら、それまでは、節約して、こじんまりといたしましょう。わたしたちは耐えることが得意、コロナも震災も乗り切ったじゃない、気づけばまた、元の暮らしにもどってる、かしら?

うんにゃ。このままじゃ、ぜってえ、もどらねえ。
むしろますますヒドイことになるわ。

がんばってんのに、おれたちが報われないのは、どういうわけだ。それはこの国の運営やつらの仕事が悪すぎるからだ。稼いだカネの46%を有無を言わさず回収しやがるのに、税収は6年間上振れてるってのに、それに見合った仕切りをやってくれているかっていう話だよ。選挙じゃ毎度耳障りのいい公約を掲げるけども、守らねえし、そもそも具体的じゃねえ。公約なんてあって無いようなもんだ。政権を握ってからもやり方がずる賢いよ。国民が政治に関心がないからって、くだらないスキャンダルの裏で、びっくりするような法案改悪を通す。最近だと年金制度改悪、中国人10年ビザ発行、などなどなど。これは陰謀論ではなく、事実ベースです。ありえないぐらい想像を超えて狡猾なんです。ソードの5どころじゃねえ。

わたしらの財布の中だけの話じゃない。外国人労働者問題。海外から安い賃金で労働者を入れたことを引き換えに、多くを失うということを川口市の状況で知りましたよね。また外国人が日本の土地を買って転がしているそうです。資本、資源、金融を彼らは何らかの目的を持って手に入れようとしているのに、何の規制もかけず、放置して、むしろ誘致しようとしている。わたしの身近な話では、東京都は外国人の起業家に無担保で1500万円の補助金を出すそうです。わたしのような日本人の零細事業主はインボイス攻撃でいじめているのに。それから東京は人口が多いので公営だとまにあわず、民間火葬場があります。ここに外国企業が資本に入ったことで、料金が4万円から9万円になりました。夕方のニュースで死体遺棄の疑いで長男(53)を逮捕、自宅敷地内で父親を焼却、長男「費用がなかったので」というのが流れる日が来るかもしれません。冗談じゃないよ。

台湾有事がうんたら言われますが、
すでにわたしたちは、侵攻されている。
それは武力でなく経済で、ゆっくりと確実に、虎視眈々と置き換わろうとしているのです。

ああ腹が立つ。おれは今、現政権に対してめちゃくちゃ怒っている。いい加減にしろと言いたい。
しかしここは、感情的な主観論ではなく、客観的に冷静に評価しましょう。
彼らに、反省し、改善し、未来を作っていける能力があるか?

まず彼らに一般市民としての視点があるでしょうか。長年議員バッチをつけて政治家コミュニティをいそがしく行き来するうちに、一市民だったことを忘れてしまったんじゃないか。目線は所属組織の安定維持と、そのための根回し、支援してくれる企業・団体への営業活動、そういうのはじょうずよ。仮にそういう政治家ではなかったとしても、錆びついた記憶の中の初心が時折、改善したい、しなきゃ、わたしはこんなことをするために政治の道に入ったんじゃない、と心が悲鳴を上げたとしても、既得権益でにごりきった組織の中で何ができるでしょう。癒着温泉のぬるま湯に死んだ目でつかっている彼らにはどうすることもできず、ポジティブな未来思考があるとは思えません。

彼らが政権を持っている以上、社会構造は膠着したままです。
このままでは、日本は、どうにもならないし、放っておけば、ほんの数年で、もっと速いスピードで劣化していきます。

先日我が子に、海外移住をしたい、日本に期待できないから、と言われました。
ショックで言葉がなかった。ああ、悲しい。
この国を作ってくれた、ご先祖様ごめんなさい。我が子よごめんなさい。

わたしは、生まれ育ったこの国を、愛しています。
ですが、ほったらかしにしすぎた。暮らしと政治がこんなに密接だとは思っていなかったから。
どうにかなってほしいし、どうにかしなきゃと思って、この記事を書きました。
いま、選挙の投票率は50%前後です。
わたしたち有権者の半分は、政治というものに関心がない、期待していない、あきらめている。
でも、さすがにみんな危機感を感じているでしょう。

7月20日は、参議院選挙です。
最後の選挙と言われています。これはどういう意味かおわかりになりますか。

わしゃ、ちくと選挙にいってくるぜよ。

コメント

  1. Mika より:

    ちゃんさん私も老後は海外で過ごしたいと何年も前から思っていました。あゝ私も日本に期待できないと思っていたんだなぁと改めて思い知らされました最近はスピリチュアルに触れる事が多くなりそこからのアプローチを考えたりしますが周りの人達は
    最低最悪な戦争している国と比べて日本に生まれて良かったと言う人が多くいます。それは問題外でもっとあるじゃんと心の中で反論しています。

    • ちゃん ちゃん より:

      Mikaさんコメントありがとうございます。いうてわたしも若いころ日本が嫌になった時期がありました。最近になって、ある方の話を聞いてこれからの日本の行く末を考えたときに、なんだか胸が熱くなってこみあげてくるものがあって、涙があふれてきて、これは日本を愛しているということなんだと自覚したんです。

  2. あい より:

    書いてあること全部、同感しかありません。
    私は日本を愛しています。
    だからこそ、一人でも多くの日本人が自分の霊性を取り戻すための活動をしています。
    自分を愛するようになれば、何が大切か、何をすべきか分かるようになると信じています。

    日本を元気にするためにスピリチュアルの分野からみんなの魂を鼓舞しています。
    政治のことはスッキリライフでは最初から明言を避けてきましたが、
    日本人の魂に目醒めてもらって、日本を取り戻す。これが私の野望です。

    • ちゃん ちゃん より:

      あいさん
      スピリチュアル ポータルに参加していきなり政治の記事をぶっこんでしまい、スピリチュアルと政治ってまるで違う世界なので、なんだか申し訳ないなとも思ったんだけど、どうしても言いたいと思って投稿したんす。なのでコメントをいただけてとても嬉しいす。しかも熱いコメントを!
      20日の選挙が変革のきっかけになって、わたしらの暮らしも魂も良い方向に向かえばいいなと思って、願ってやまないぜよ。