Cloudflareで管理するドメインを「シンレンタルサーバー」でメール運用する設定ガイド

ドメインをCloudflare(クラウドフレア)で取得・管理し、Webサーバーは「シン・レンタルサーバー」を利用している方向けに、メールアドレス(contact@ドメイン名など)を使えるようにするためのDNS設定方法を解説します。


はじめに

「Webサイトは見られるようになったのに、メールが届かない…」

これは、Cloudflare側で**「メールの配送先(MXレコード)」**が正しく設定されていないことが原因です。

この記事では、最短5分で完了する設定ステップをまとめました。


STEP1:シン・レンタルサーバーの「ホスト名」を確認

まず、メールの受け取り先となるサーバーの住所(ホスト名)を調べます。

  1. **シン・レンタルサーバーの「サーバーパネル」**にログインします。
  2. 画面右側、または「サーバー情報」メニューにある**「ホスト名」**を確認します。
    • 例:sv1234.shin-server.jpxs5678.xserver.jp など

Point: この「ホスト名」を、後のCloudflareの設定で使用します。


STEP2:CloudflareでのDNS設定

Cloudflareの管理画面に移動し、対象ドメインの「DNS」メニューから以下の2つのレコードを追加します。

1. MXレコード(メールをサーバーに届ける設定)

タイプ名称 (Name)メールサーバー (Mail Server)優先度 (Priority)プロキシ状態
MX@STEP1で確認したホスト名10DNSのみ(グレー)

2. TXTレコード(メールの信頼性を高めるSPF設定)

これを行わないと、送信したメールが「なりすまし」と判断され、相手の迷惑メールフォルダに入りやすくなります。

タイプ名称 (Name)コンテンツ (Content)
TXT@v=spf1 include:_spf.shin-server.jp ~all

注意点:Cloudflareの「プロキシ(オレンジの雲)」について

CloudflareにはWebサイトを高速化・保護する「プロキシ機能」がありますが、メール関連のレコード(MXレコード)には適用できません。

もし、自分で mail.example.com のようなAレコードを作成してMXレコードに指定する場合は、必ずそのAレコードのプロキシ状態を 「オフ(グレーの雲)」 にしてください。

※前述の「サーバーホスト名」を直接MXレコードに指定する方法なら、この心配は不要です。


仕上げ:送受信テスト

設定が完了したら、以下の2点を確認しましょう。

  1. 受信テスト: 自分のスマホやGmailから、作成したアドレス(contact@〜)に送信し、届くか確認。
  2. 送信テスト: シン・レンタルサーバーの「WEBメール」機能などから外部へ送信し、届くか確認。

設定の反映には、数分から最大で数時間かかる場合があります。焦らずに待ちましょう。


まとめ

Cloudflareとシン・レンタルサーバーの組み合わせは、高速かつ高機能で非常に強力な環境です。

DNSの設定さえマスターすれば、自由度の高いサイト運用が可能になります。ぜひ参考にしてみてください!

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